外へ踏み出すために必要なこと
社会というものはたくさんのコミュニティの集合体であり、それは場所(エリア)や人で区切られたものになります。
自宅から外に一歩踏み出すと様々な社会のルールに触れ合いますので、今まで慣れ親しんだご自宅やご家族、友人関係以外の外部の環境と触れ合う機会がどうしても出てきます。
覚えておくべきことや慣れておいた方が良いことを学び体験をしていただくことで、みなさまのご不安を少しでも取り除いていくことを目的としています。
お一人で学び体験をしていくことは孤独で不安を感じるものです。
スタートラインで同じ目的を持った者同士で繋がりを築き、共に外へ踏み出していきましょう。
市町村での手続き・福祉や社会保険の制度
市町村での手続きの際は、書類を一緒に作成したり、ご希望の方には市町村の窓口への付き添いをおこなっています。
どういった手続きの書類を提出したのか、他に手続きは必要ないのか、大事なことをメモしているかなど、一人でも安心してお手続きができるようになるまでしっかりとサポートをしていきます。
また、現在ご自身が関わられている福祉や社会保険などの制度についても、少しずつ学んでいただきます。
周辺の散策について
スタートラインでは「地域の輪」という活動をおこなっています。
施設周辺のお店や施設様にご協力をいただき定期的に訪問しています。
この活動は様々な訓練に結び付いていますが、近隣のおすすめのお店へお出かけする軽い気持ちで臨んでいただいています。
このプログラムを通して
- ウォーキングによる基礎体力の向上
- 店舗様へのインタビューの体験
- 実際に働かれている方の生の声を聞くことができる
- インタビュー記事のまとめ方
- 写真の撮り方
- 写真の加工の方法やデザインソフトの使い方
- SNSやWebページの挙げ方
- いろんな方とお話をするコミュニケーション力の育成
- ご自身のお住まいの地域に対してさらに愛着を持つ
これらのうち本人が希望されることを一緒におこなっていきます。
スタートラインでは、楽しんでいただきながら訓練をおこなっていくことを大事にしています。